Konchi
1993年3月発行

笹本祐一さん「ARIEL」スピンアウト(そうか?)作品。
紙版下の時代、FAXで受け取った原画をアナログコピー機で
拡大縮小を繰り返してわざと粗し、写植(DTP前の時代です)で
タイトルと作者名を貼り付け、その間の文を手書きしました。
着色は製版指定のみ、特色3色+スミの特殊4色印刷です。
朝日ソノラマの担当さんに「紫外線で退色しませんか?」
との質問に「しません!」と根拠無く即答したのを覚えてます。
だってこの手法でデザインしたかったんだもん……。

でっかく描かれたドリルモローは「いつの間にか主人公」、
バカボンのパパメタクソ団と一緒です。

表4
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この当時はまだ書籍にバーコードはありませんでした。時代を先取り……と言うより、バーコード自体がもの珍しかったので、「書籍にもバーコードつけたら面白くない?」と言うアイデア。まさか時代が追いつくとは……。もちろん、「小売店が混乱するので二度としてくれるな」とお灸を据えられました。

口絵
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原作のイラストレータ鈴木雅久さんに、「こんち~」のワンシーンを描いてもらいました。ハヤカワSF文庫創元SF文庫などで、小説の一番のクライマックスを口絵イラストにする流れですね。「漫画をイラスト化する可笑しさ」でほくそ笑んでいただければ幸いです。

原作者コメント・総扉
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原作者の笹本さんとモローさん宅(ど田舎、まだ家は建ててなかった(ブログ参考))へ押しかけ、対談と銘打って遊び呆けましたっけ。

目次
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とにかく遊びまくり。目次上半分の「使用上の注意」はボクがわら半紙か何かに昭和初期のイメージで描き、これまたコピーの拡大縮小で粗しました。元ネタはファミコンカセットの裏書きだったような……? これもソノラマの担当さんを「どこからパクったんですか!? 著作権は大丈夫ですか!?」とまっ青にさせてしまいました。